【完全解説】すがもり・雨漏りの違いと危険サイン|②
すがもりが発生するメカニズムを徹底解説

すがもりは、特に寒い冬の間に発生する屋根の問題として広く知られています。主に寒冷時に屋根に積もった雪や氷が原因で、水分が屋根内部に浸透してしまう現象です。このようなメカニズムをきちんと理解することが大切です
1. 雪の積もり
冬になると多くの地域で雪が降ります。この雪が屋根の上に積もると、屋根に大きな負担がかかります。特に、緩やかな勾配の屋根では雪が滑り落ちにくく、長時間残ることが一般的です。このため、雪の蓄積が特に気にならない場合でも、その影響は大きいのです。
2. 融雪と氷結
屋内からの暖房効果によって、屋根に積もった雪が部分的に溶けることがあります。この段階で、液体の水が屋根を流れて内部に侵入するリスクが高まります。また、外の寒気にさらされることで、その水分が再び凍り付いて氷となることが多いです。この氷の塊は、まるでダムのように働き、屋根からの排水を妨げる原因となるのです。
3. 水の停滞と浸透
氷が形成されると、屋根の上に水がたまり、流れが悪くなります。その結果、水は屋根材の接合部(ハゼ)や隙間から内部へと浸入し、すがもりが発生するのです。特に屋根が劣化していたり、施工が不十分であったりする場合、これらの浸透が起きやすくなります。
4. すがもりの発生の流れ
すがもりが発生するプロセスは以下の通りです:
- 積雪: 冬の間に屋根に雪が積もる。
- 融雪: 室内の暖房により、積雪が融け始める。
- 水の流れ: 溶けた雪が屋根を伝って流れ出す。
- 氷の形成: 軒先や冷たい部分で再び凍り、氷が形作られる。
- 排水妨害: 氷が排水口を塞ぎ、水の流れが妨げられる。
- 水の浸入: 溜まった水が屋根の内部へと浸透していく。
このように、すがもりは特に冬季に特有の条件によって引き起こされます。雪と氷の存在がこの現象の大きな要因となるため、メカニズムを理解することが非常に重要です。すがもりと雨漏りの違いを知ることも、予防策につながります。この知識を元に、適切な対策が必要となります。
連載3回目は、 すがもりが起こりやすい条件と危険なサイン 掲載します。
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