屋根の雪のお悩みとは?

屋根の雪処理リフォーム術

落雪屋根が主流だった昔は、今ほど落雪に対する意識が高くなく、雪が隣家の敷地に落ちても、どこか『お互い様』という気持ちがありました。ところが七樹の狭小化や無落雪屋根の登場で、近年は屋根雪が大きく問題になっています。屋根雪問題をリフォームで解決する場合、まず住まいの屋根形状と落雪との関係を調べます。そして敷地との関係や、建物の形も考慮しながら最善策を考えていきます。解決法は応急的なものから、大掛かりな形状変更まで、幅広い方法があるのでじっくり検討する必要があります。専門家の意見を聞きながら、ランニングコストなどを比較して選ぶことが大切です。

 

 

 

【落雪屋根のケース】

①特徴

屋根に勾配があり、自然に雪が落ちるため、建物への負担が少ない屋根形状です。ただし、敷地に余裕があり落雪空間を確保できることが前提になります。勾配は26.6度以上にすると頻繁に雪が落下し、つららや巻きだれの発生を防ぐことができます。また、複雑な屋根形状は雪の落下が妨げられるため、軒先につららなどができやすくなります。

②問題点

落雪屋根の場合、最大の問題は屋根から落ちる雪の飛距離。これは屋根の勾配と密着に関係しています。横葺屋根などにしていても、予測より落雪距離が遠くまで飛ぶことがあり、隣家や道路などに落ちるとトラブルへ発展しかねません。実際、同じ勾配なら横葺き屋根の方が飛距離が長くなります。また、単純な三角屋根でない場合、雪がスムーズに滑り落ちずに屋根の上で凍りついてしまったり、それが原因で漏水する場合もあります。

 

 

札幌の屋根の雪

【屋根工法】

■落とせるのなら……落雪屋根

敷地内に落雪スペースが十分にあり、特に問題がなければ、屋根の雪は落とす方が構造体に無理なく、積雪障害も起きづらく、好ましいいことは大方の人が納得しているでしょう。落雪屋根にする場合には、当然ですが、雪が無理なく自然に落ちるような屋根形状にすることが大切です。屋根の谷やドーマーなどで落雪が妨げる場合、軒先に氷堤やつららができやすく、暖気時に一気に雪氷だまりが滑り落ちることになり、危険です。最近、敷地の狭小化にともなって、落雪スペースが不十分な勾配屋根に雪止め金具を取付けた屋根が多く見られます。しかし、通常の雪止め金具では、雪は止まって、屋根面で解けた融雪水は軒先に流れてきますから、断熱性能の良い住宅でも、軒先での氷堤とつららの発生を防止するのは難しいでしょう。

 

■落ちちゃだめなら……無落雪

無落雪屋根で最も多いのは、屋根の中央に横樋と縦樋を持つM型屋根で、既に20年以上の実績を持っています。初期のM型屋根では周囲に高さ30~50㎝のバラペットを立ち上げていましたが、パラペット高さが低く、かつ屋根勾配が緩くなったため、現在では屋根上の落雪が少ない形状が一般的です。また板金の防水性が向上したことによって、木造でも樋をつくらずに水勾配(1/100程度)だけをつけたフラット屋根が可能になり、多くなっています。ただし、わずかな勾配であっても屋根面での融雪面に氷盤になっていたり、先端につららができていたりしますから、暖気の時にそれらが落ちると危険です。屋根面で雪が融けないように、鉄板の下に板状の断熱材を入れる方が良いでしょう。無落雪屋根では屋根雪の重量によって、建具が開かなくなるなどの不具合が無いように、積雪量に応じた梁の大きさが必要になります。一部2階建ての一階部分の屋根積雪は地上積雪よりも多くなることがよくあります。

無落雪屋根

 

流れ屋根

 

 

 

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